シックハウス検査 シックハウス対策 室内環境 空気の見える化

つぶやき シックハウス対策 身の回りの化学物質

子育てと住環境:シックハウスを避ける家作りと床材の選び方

くうきメン
くうきメン
シックハウス症候群は、新しく家を建てる際やリフォームを行った後に、室内環境の化学物質によって引き起こされる健康被害です。特に、子育て中の家庭では、子供たちの健康を守るための室内の空気質を考慮した家作りが重要です。

床材がシックハウスの原因に?

子供たちは日常的に床でハイハイしたり、転がったりします。この際、床に手をつけた後、手を口に持っていくことがあります。床の素材やその上の汚れ、そして放出される物質は、手から口に入り、子供たちの健康に直接的な影響を及ぼす可能性があります。シックハウスの原因となる化学物質が放出される床材を使用していると、その影響は子供たちに特に大きくなります。クッションフロアは可塑剤や化学物質が多く発生していることが知られています。

さらに、空気中の化学物質は、重さによって床近くに溜まりやすいことが知られています。空気の流れが少ない場合や換気が十分でない場合、これらの化学物質が床材から放出されたり、空気中から沈殿したりすることで、床の近くにいる子供たちの健康リスクが増加することが考えられます。※十分に空気が流れている状況では、空気より重体化学物質も空気の流れに乗って拡散します。

大人と子供の違い

大人と子供では、体重あたりの体内に取り込む化学物質の量が異なります。子供は体重あたりの食べ物摂取量が大人よりも2倍多いため、食べ物からの影響が大きいと言えます。また化学物質の取込み経路も異なり、子供の場合、経口(食べ物や飲み物)と経皮(皮膚)からの取り込みが多いと言われています。事実、加えて、子供は床で遊んだり、物を手で触ったりすることが多いので、経皮からの化学物質の取り込みも多くなります。このため、住環境、特に床材の選び方は非常に重要です。

 

おすすめの床材

子供たちが安全に過ごせる床材として、無垢材がおすすめです。無塗装や薬品処理をしていない無垢材は子供たちの健康に優しい選択と言えるでしょう。ただし、無垢材といっても様々です。最近では建材から放散する化学物質をきちんと調査している建材メーカーもあります。これから家を建てる場合は、すくなくとも使用する建材の特徴や良さを理解している方に家づくりをお願いするのが良いでしょう。我が家は中温乾燥の杉の無垢材を無塗装で使用しております。年月が経つほど足に馴染んで気持ちが良いです。

まとめ

子育て中の家庭において、室内環境は子供たちの健康に直接的な影響を及ぼす可能性があります。シックハウス症候群を予防するため、特に床材の選び方には注意が必要です。子供たちは床での活動が多く、そのため床材からの化学物質放出は健康リスクが考えられます。無垢材などの安全な材料を選択することで、子供たちの健康を守ることができるのです。家を建てる際やリフォームを考える際には、このような点を考慮した住環境の選択が求められます。

 

Line公式アカウント登録について

Line公式では空気に関する相談も受け付けています。
空気に関する最新情報やお知らせを定期的に受け取りたい方は、ぜひLINE公式アカウントに登録してください。

友だち追加

  • この記事を書いた人

くうきメン

空気中の様々な化学物質を誰でも簡単に測定可能なサンプラーを開発した空気博士。企業→大学助教を経て独立。シックハウス相談を中心に、衣食住にまつわる生活環境の化学物質と環境問題の情報を発信しています。

-つぶやき, シックハウス対策, 身の回りの化学物質