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TVOC(トータルVOC)測定を行う理由④シックハウスとTVOC検査の違いを知ろう

くうきメン
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新築やリフォーム後、突然の体調不良を感じたことはありませんか?「シックハウス症候群」のリスクは皆さんも気になるところ。そこで、この記事では「エアみる」を利用した最新のTVOC検査と、一般的なシックハウス検査の違いについて詳しく解説します。

シックハウス症候群の疑いがある時

新築やリフォーム直後、または引越し後の体調不良がある時はシックハウス症候群が疑われます。室内の異臭や化学物質が関与しているのではないかと心配だと思います。その場合は空気測定の実施をおススメします。また症状が発生する場所から離れて症状が改善するかどうかを調べることも有効な方法です。

 

TVOC(トータルVOC)とシックハウス検査の違い

**違い①**:測定対象の化学物質の種類。

エアみるを使用したTVOC検査では、網羅的な化学物質の検出と特定の成分の詳細分析が可能です。簡易的なTVOC濃度および定量分析によって検出された物質を一つ一つ調べることができます。結果報告書にはトータルVOCを構成している上位5成分の定性分析結果が示されます。

通常のシックハウス測定では、ホルムアルデヒド、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、パラジクロロベンゼンといった6種類化学物質のみを対象としています。

なお、エアみるを使用したTVOC検査でもホルムアルデヒドを除く上記の化学物質濃度を調べることができます。

なぜ通常のシックハウス検査だけでは不十分なのか?

通常のシックハウス検査は20年前ならば非常に有効でしたが、現代の多様な化学物質の測定には対応しきれていません。令和の現代では、新たな化学物質が室内に存在することが明らかになっています。

まとめ

現代の室内環境に対応するためのTVOC検査は、多くの化学物質を網羅的に検出できる「エアみる」がおすすめ。シックハウスの疑いがある場合、最新の検査方法を選ぶことで、より正確な分析が期待できます。

 

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くうきメン

空気中の様々な化学物質を誰でも簡単に測定可能なサンプラーを開発した空気博士。企業→大学助教を経て独立。シックハウス相談を中心に、衣食住にまつわる生活環境の化学物質と環境問題の情報を発信しています。

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