CTM研究コンサルにようこそ
新築・リフォームの最大のリスクであるシックハウス症候群を無料で簡単に防ぐ方法を紹介しています。日常生活でシックハウスかも・・・?と思ったり、空気について気になっている人、住宅リフォームを行っている工務店の方やメーカーの方にも知っておいて頂きたい内容をブログとして公開していますので、こちらもご覧ください。
※お知らせ:現在分析受注は外部サイト:ココナラで行っています。お問い合わせフォームからのご連絡もお待ちしております。
空気測定に関するご質問などはLine公式アカウント@KUUKIMENでも受け付けますので、お気軽にお問い合わせください。
シックハウスを起こさないためにやるべきことは「完成時のTVOC測定」
- 新築住宅・リフォームの契約の時に、完成時にTVOC検査を実施することを盛り込みましょう。ただ、それだけのことですが効果は絶大です。空気検査は工務店やメーカー、建築士に負担してもらうことで、こちらの負担をゼロにすることが出来ますのでメリットしかありません。
- 家づくりは信頼できる建築士、工務店やメーカーにお願いするのが鉄則です。まじめに家づくりを行っている会社であれば、より気を付けて家づくりに取り組んでもらえるでしょう。
- 実際にシックハウスが発生することは滅多にありませんが、万が一完成時の空気に問題があった場合にも真摯に対応して頂けるはずです。むしろ検査を拒まれた場合はその理由について聞いてみてください。本当に信頼できる方と家づくりを進めていきましょう。
- 検査というと見構えますが、健康診断で血液検査をするように、完成時の住宅の空気を検査することで家の健全さが分かります。沢山のお金を払っているわけですから、欠陥住宅に住むリスクを低減するために空気検査を行うくらいの慎重さは必要です。
では詳細を見ていきましょう
シックハウスを防ぐための3つのステップ
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1契約前に完成時にTVOC測定をすることを約束する
新築・リフォームの本格的な始まりは「契約」です。予算を決めて、プランを作り、見積りをとり、家づくりをお願いする際は誰もが慎重になると思います。その契約時に完成後のTVOC測定という空気測定を行うことを盛り込んでください。
※TVOC検査とは→室内空気の検査方法。難しい人はTVOC検査という言葉だけを覚えてくださいね。VOC検査ではなく”TVOC検査”です。
家が完成したら、TVOC検査という空気測定を実施することを契約に含めてください。費用はそちらもちでお願いできますか?
TVOC検査ですね、わかりました。やりましょう!
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2TVOC検査の申し込み
施工会社に本HPを紹介して頂き、担当の方にTVOC検査の申込みをお願いしてください。検査は施工会社持ちにしてもらってくださいね。住宅やリフォームの金額と比べ、空気測定の金額は僅かなものです。※現在分析受注は外部サイト:ココナラで行っています。お問い合わせフォームからのご連絡もお待ちしております。
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3完成時の結果を受け取る
TVOC検査では室内の空気の汚れ具合と室内を汚染している主な化学物質の種類が分かります。問題がなければ住宅を受け取り入居します。
TVOCの検査の結果は特に問題ありませんでした
良かったです。安心しました!!
※空気に問題あることはごく稀です。そのごく稀なケースで無理して生活されてしまう方います。簡単な体調不良で終わる場合もありますが、シックハウス症候群や化学物質過敏症などを発症する恐れがあります。
TVOC検査は外部の分析機関にお願いしています。もちろん当サイト以外にもTVOC分析の実施が可能な分析会社や分析サービスがございます。そちらに直接お願いしても空気測定は可能です。
現在もシックハウスは起きている
現在の市販されている建材のほとんどがシックハウス対策がなされたものですので,ホルムアルデヒドやトルエンやキシレンといったシックハウス検査で測定対象となる化学物質はほとんど検出されません。裏を返せばシックハウス対策していない会社はないといった状況です。工務店や住宅メーカーや建築士さんの中にはシックハウスはもう起きない大丈夫と断言されている方が沢山いらっしゃいます。しかし、そうではありません。シックハウス症候群は解決に至っていないのが現状です。もちろん、シックハウスを起こそうと思っている工務店やメーカーはありません。しかし、現場の判断で仕様書に書かれていない接着剤を使用したり、上記化学物質の代替物質が建材に含まれていることでシックハウスが”ごく稀に”に起きています。この”ごく稀”を防ぐのが大事です。
「完成時にTVOC検査をする。」
たったこれだけです。家づくりに関わる住宅メーカーや工務店、建築士の方々は使用する建材の確認、接着剤の確認、現場の確認を行うなどして注意して家づくりを行ってくれます。またリフォームは特に注意が必要です。リフォームに関しては建材の規制はありません。また既存の下地と上から貼り付けた建材との組み合わせにより化学物質が発生するなど、空気の汚染が新築よりもひどい場合もあります。リフォームも同様に完成時のTVOC検査を実施しましょう。
まとめ
- シックハウス対策が進んでいる現在、シックハウスが起きることはごく稀ですが、実際にシックハウスは起きています。住宅購入のシックハウス発生のリスクを回避する方法として「完成時のTVOC検査」を提案しています。しかも、検査を施工会社持ちにしてもらうことで、無料でリスクを回避することができます。
- 完成時に検査をすることが分かっていれば、不良建材の使用を回避できますし、非意図的に室内空気汚染が発生してしまった場合も入居を遅らせるなどの対策をとることで、シックハウスを回避することが出来ます。
- 住宅を購入する人も、建てる工務店やメーカーもシックハウスを起こそうとしている人はいませんし、だれもが健康で丈夫な住宅を作ることを望んでいます。その見える化ツールとして完成時のTVOC測定が有効な手段となります。
"空気測定の詳細はこちら"
CTM研究コンサルの概要
衣食住にまつわる生活環境の化学物質と環境問題の情報を発信とシックハウス相談を行っております。
専門は室内空気中の化学物質と分析化学です。
分析化学の技術を用いた数値化による問題解決や付加価値の見える化を行います。
研究のすすめ方の相談などのコンサルティングも行っています。