徳川家康と忍冬酒の関係
人生50年時代に75歳まで生きた健康志向・長寿で有名な徳川家康。
徳川家康が三河から浜松に本拠地を移した際、神谷権兵衛が忍冬酒を献上。家康はこのハーブ酒を非常に気に入ったと言われています
忍冬酒の主成分と健康効果
忍冬酒の秘密は、主成分であるスイカズラにあります。この植物には、多くの有効成分が含まれており、私たちの健康に役立つことが知られています。
- フラボノイド: 体内のフリーラジカルを中和し、細胞の損傷を防ぐ強力な抗酸化効果があります。
- イリドイド配糖体(lonicerin、luteolin): 抗炎症、抗ウイルス、抗がん作用があり、体の防御機構をサポートします。
- イリドイド(loganin): 神経の保護作用があり、認知症予防に有効である可能性があります。
スイカズラの成分を最大限に引き出す方法
これらの薬効成分をうまく取り出すにはどうしたらよいでしょう?
化学物質の性質を考えるときには水に溶けやすいか、油に溶けやすいかを考えます。これらの成分は水と油の中間の成分に溶けやすいです。忍冬酒は、これらの成分を含むスイカズラを本格的なみりんに漬け込むことで、その効果を最大限に引き出します。
忍冬酒の琥珀色はフラボノイドの成分の色、甘くて味わい深いのはみりん甘みなのですね。
美味しい飲み方
忍冬酒は甘いので、温かい牛乳と割ったり、紅茶と割って飲むと体も温まって美味しいです。
義理の母はアイスにかけて食べて美味しかったとのことです。
まとめと参考資料
生活の中に植物の力を取り入れると、生活が楽しく健康になります。植物の話題も今後増やしていきたいです。
Line公式アカウント登録について
空気に関する質問はLINE公式アカウントへ気軽にお寄せください。
化学物質や室内空気に関する最新情報やお知らせを定期的に受け取りたい方は、ぜひLINE公式アカウントに登録してください。